50代からの起業、25,000人の新社長への仲間入り

起業を考えたときに、はたして日本国内にはどれくらいの数の会社が存在するのだろうか。と、気になりませんでしたでしょうか。

会社を立ち上げて社長に就任すると、日本中の社長の一人に加わるのですから、やはり少し気になるところです。

日本の会社数は、国税庁の「会社標本調査結果」で調べることができます。

平成27年度調査結果では、総数 2,641,848社となっています。

その内、株式会社が 2,490,479社 全体の94.3%、合同会社が 49,807社 全体の1.9%、合名・合資・その他が 101,562社 全体の3.8% となっています。

因みに、平成26年度調査結果では、総数 2,616,485社 ですので、1年間に25,363社 増加しています。

単純に考えて、1年間に25,000人程の社長が誕生してることになります。

登記手続きを終えて、会社が設立されると、この25,000人の新たな社長への仲間入りです。

もちろん設立形態は、株式会社や合同会社、業種に於いてもさまざまですが、間違いなくこの中の一人としてスタートすることになる訳です。

いかがでしょうか。

やる気になって来ませんでしょうか。

この中で自分の思う会社を作ってやろう。苦しくても充実感を味わいながらやって行こう。必ず成功してやろう。そんな気持ちになりませんでしたでしょうか。

一般的な会社生存率という数字をご覧になった方も多いと思います。

5年生存率15%、10年生存率6%と言われています。

1年間に25,000社が誕生したとして、5年後に3,750社、10年後には1,500社しか生き残れないという計算のお話です。

50代からの起業し、5年後に3,750社に入る。10年後には1,500社に入る。そんな会社を作ることは不可能なことなのでしょうか。

今日まで積み上げてきた知識や経験を最大限に活かしながら、思うような会社を運営して、継続する。その力を蓄えてきているのが、50代ではないかと思っています。

挑んで行かなければ、どんな結果も出てこないことを一番知っているのが、50代ではないでしょうか。

10年後、1,500人の社長の一人として立っている自分を見ることができる。

50代からの起業の面白さだと思っています。