50代、笑ってみせる強さがある

起業してすぐに売り上げが伸び、あっという間に軌道に乗る。1年後にはサラリーマン時代の年収の2倍3倍になる。

もちろんそのような方はたくさんいらっしゃると思います。それを目指して起業したのだから・・と言われると、まさにその通りです。

私もそれを目指して頑張っています。

しかしながら、絶対的な資格や強い人脈を持たれて起業する方は少ないのではないでしょうか。

少ない資金、僅かばかりの人脈からのスタート。手元にあるのは知識と経験、やる気と情熱だけ。

私は間違いなくここからのスタートでした。

けれども、知識は増やせる。経験は積める。人脈は作れる。資金は徐々に集まる。それが経営者としての力を付けて行くための努力だと考えると、それほど怖くないように思います。

むしろそこが起業の楽しさではないでしょうか。

その努力の結果が売上や収入に繋がる。

自身の蓄えてきた知識や経験、資格やスキルやアイデアをやる気と情熱に乗せて自分を信じて総動員で挑む。すると結果が出る、たまにまったく出ない。次は、今度は、とまた手段を考える。

だから楽しい。

浮いたり沈んだりする度に、自分の力を試されてるなぁといつも感じます。

けれど、どんなに苦しい場面に直面しても、グッと堪えて笑ってみせる精神力を身につけているのが50代ではないでしょうか。

ここは若さと違う、大きな強みではないでしょうか。

だから50代からの起業は強いと思っています。

 

 

50歳を過ぎました

50歳を迎え、数年が過ぎました。

皆さまはどのような50歳を迎えられたのでしょうか。

勤続30年、既に会社の重要なポストまで駆け上がり、次期社長と目される重鎮になられた方もいらっしゃるでしょう。

いえ、既に社長の座を射止め多くの部下を持ち、社業発展に日々尽力されている方もいらっしゃると思います。

また若くして起業し、業界のパイオニアとして君臨されている方や専門分野で上り詰めた方もいらっしゃると思います。

一つの会社で何十年と勤め上げて行く苦しさや、キャリアを活かし転職先にて能力を遺憾なく発揮し続ける事の厳しさは、並みの努力では為し得ないことは想像に難くありません。

本当に凄いことだと思います。

そのような方にお会いさせて頂く機会をいただく度に、過ごしてきた時間の質の違いを感じざるを得ない思いがします。

50歳を迎えたとき、静かに自分自身を振り返ってみました。

駆け上がることもせず、上り詰めることもなく、これでいいのか?このままでいいのか?「でも、お金がないから」とか「でも、時間がないから」とか「やっぱり不安だから」とか、自分に言い訳をしながらただ老いを待つだけでいいのか?

考えた末に50歳を過ぎて起業しました。人生の再スタートを切りました。もちろん成功するためです。

2年が経過し、まだまだ決して大成功をしている訳ではありません。年収何千万円を突破しましたなんて華々しい話もまだありません。

しかし、悪戦苦闘の日々の中で自分の力だけを信じて、一歩一歩進む楽しさは間違いなく他では味わうことができないものです。成功も失敗も浮くも沈むもすべてが自分次第であることの別格の面白さを感じながら過ごしています。

50代にて起業された方、起業したいと考えている方に読んでいただけたらと思いブログを作りました。起業を通じて、人生の再スタートを楽しむエッセンスをお伝えできればと考えております。

どうぞよろしくお願いいたします。